発表:RSKテストネット・リセットとWasabiロールアウト計画が迫る

当社のネットワーク・アップグレード(Wasabi)の準備のため、RSKテストネットがリセットされ、ネットワーク・サーバがRSKクライアント・ノードの新たな強化されたバージョンで更新されます。
テストネット・リセットとは何ですか?
リセットとは、ブロックチェーンの再出発です。RSKにより提供されるすべてのサーバが再起動され、新たなRSKjクライアント・バージョンにアップグレードされます。ハッシング・パワーが新しいネットワークに向けられます。既存のアカウントとコントラクトは移動されません。新規チェーンのコンセンサス規則は、古いチェーンの規則とは互換性がありません。
テストネット・リセットの実施時期は?
テストネット・リセットの作業開始は、2019年7月5日(金曜日)12:00PM(GMT)を予定しています。その後、RSKテストネット・ノードが利用できるようになる正確な時間は申し上げられません。RSKjの新規クライアント・リリースは、テストネット・リセットが完了したら、当社のGithubページで発表いたします。
新しいWasabi RSKjバージョンが利用できるようになるのいつですか?
当社は、テストネット・リセット開始とWasabi 1.0.0プレビュー・バージョン(テストネット・バージョンのみとなります)のリリースで、Wasabi 1.0.0の漸進的ロールアウトを実施する予定です。ロールアウト・フェーズと日付は、以下の画像でご確認いただけます。スケジュールの大きな変更があれば、更新いたします:
すでに展開しているスマート・コントラクトで作業を続けるにはどうすればよいですか?
スマート・コントラクトとアカウントを維持して現在のOrchidノードで作業を続ける必要がある場合は、お使いのノードをスタンドアロン・モードで実行できます。つまり、広範なネットワークの一部とはなりません。これを行う方法の指示は、こちらに記載の手順に従ってください。ただし、新しいテストネットが利用可能になれば、お客様のコントラクトをお使いいただくことをお勧めします。これにより、新しいバージョンですべて適切に作動していることを確認できます。
次のリリースの変更点は?
次のバージョンに含まれる変更内容の非包括的なリスト:
- 新たな状態内部データ構造(Unitrie)で、重要な性能と保管の改善を行います。
- 新たなオペコードがRSK仮想機械(create2、shr、shl)に含まれます。
- 新たなRSKネイティブ・コントラクト(blockHeader、getBTCTransactionConfirmations、等)。
- 新たなトランザクション・デバッグrpc法(debug_traceTransaction)。
- セキュリティの向上およびバグの修正。
詳細は、今後のブログ投稿でお知らせします。
ご質問やご心配な点があれば、当社のRSK Gitterコミュニティまで直接ご連絡ください。ご理解いただきありがとうございます。また、RSKプラットフォームへの継続的なご支援にも感謝いたします。